上が向けず枕を高くしないと寝られない首の痛みに悩まされていた症例

 

上が向けず枕を高くしないと寝られない首の痛みに悩まされていた症例

ご来院者

 

70代 男性 横浜市在住

来院動機

 

お孫さんや義娘さんが通院されており、その紹介でいらっしゃいました。

 

症状

 

首が痛く、可動域制限があり、特に上を向けない状態でありました。

 

顔が前方転移しており、肩(肩甲骨)の位置が持ち上がってしまい、正面から見ると首がほぼ見えないくらいな不自然な姿勢をされていました。

 

腕にも痺れがあり、枕を高くしないと仰向けでは寝られず、首の痛みが続いているという状態でした。

 

当院にご来院前の治療法

 

整形外科にて、湿布をもらったり、電気療法をしていたとのことです。

当院での施術

 

まず肩甲骨が持ち上がりすぎていたため、肩甲骨を下げるよう施術。

 

肩甲骨と連動している肋骨の動き、そして頸部の施術を行いました。

 

寝違いとは違い、急性的な痛みではなかったのですが、胸椎の動きもかなり悪かったため、その施術を行いました。

 

肩甲骨、鎖骨、胸椎、頚椎、それらは全て連動していると考えられ、動きが良くなるように施術をすること、そして骨盤周囲を含め全身の調整を行いました。

 

経過

 

初回の施術から段々と痛みが減って行き、首の位置が元に戻ってきていることを目視できるようになりました。

 

その後、11日後に2回目、3回目はその5日後、その2週間後に4度目の施術を行い、その時点で9割改善したとご本人がおっしゃっていました。

 

顔の位置もほぼ違和感がない状態になり、QOLもかなり改善されたとのことでした。

 

考察

 

今回のケースは「施術」はもちろんですが、姿勢への意識も関係していました。

 

恒例になって来ると、周囲から「姿勢が悪い」や「背中が丸くなっている」と指摘されることが多くなります。

 

「もっとシャキッとしてほしい」「背筋を伸ばして!」などと言われるため、無理に背中を起こしてしまい、それが今回のケースの原因の一つではないかと思われます。

 

直接の原因は、スマホで長時間下を向きながらゲームをしていたことだそうですが、「背中を起こす」つまり「肩甲骨を寄せる」という意識が常にあったため、窮屈な姿勢にならざるを得なかったのだと考えられます。

 

「背中は起こさなくて良い」、「力は抜いてリラックス」、「肩を持ち上げない」、そういったことを指導することで症状の改善が早くなったのだと考えています。

 

当院では一般的な姿勢教育とは真逆なことを指導していますが、典型的に従来の姿勢教育の弊害で起こった症例の一つだと思います。

 

施術を重ねるたびに、窮屈そうだった姿勢が少しずつ良くなっていくのが分かり、本当に良かったです。

 

これからは痛みが出ないよう一緒に気をつけ行きましょう。

この記事を書いた人

院長

 

中野 貴博(なかの たかひろ)

 

横浜市中区の整体 よこはま山手治療院 院長 あん摩マッサージ指圧師

 

当院のコンセプトである痛みや症状に振り回されることなく、やりたいことをやりたい時にできる身体作りを目指すこと」を患者さんに体現していただくため、日々活動しています。

 

昭和54年8月20日生 石川県金沢市出身(横浜在住20年ほど)

 

血液型O型

 

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よこはま山手治療院