【よくいただくご質問】「足は組んじゃ行けないんですか?」・「組まない方が良いんですか?」

熊川哲也-min

 

こんにちは。

よこはま山手治療院、院長の中野です。

 

今回は、皆様からいただくご質問を紹介するということで、「脚は組んではいけないのか?」、「組まない方が良いのか」の解説をして参ります。

脚は組んだ方が良いんです!

オバマさんと安倍晋三

冒頭の画像は、熊川哲也さんです。

 

熊川哲也さんといえば、言わずと知れた有名なバレエダンサーですね。

 

そんなお方が、リラックスして、脚を組んでおられます。

 

結論から申し上げることになりますが、は、組んでも全く問題ありません。

 

むしろ、「組んだ方が良い」と当院では患者さんにアドバイスさせていただいております。

 

これは、以前にも申し上げた「姿勢」と関係があります。

 

背筋をピンっと伸ばす必要はない。むしろ、「脱力」して背中を丸めた方が良い理由と同じです。

 

画像は、4DSの創始者、堀先生のブログからお借りしたものですが、一流?の方々は、脚を組んでいます。(この後に出て来る画像も、お借りしております。)

 

今までは、「脚を組んではいけない」と言われて来たかもしれませんが、今日からは、あなたの考えも変わるはずです。

脚を組むと身体が歪む???

レントゲン画像

「脚を組んでも良い」と患者さんにお話すると、ほぼ全員が、「えっ?良いんですか??」と驚かれます。

 

ということは、「脚を組むのは良くない」という主張が溢れているんですね。

 

脚を組むなという方たちの主張としては、「脚を組むと身体が歪む」ということをおっしゃいますよね。

 

しかし、骨盤はそんなことでは歪みません。

 

よく言う「仙腸関節」も脚を組んだくらいでは、歪みません。

 

強靭な靱帯と凹凸の関節面で接合されている仙腸関節は、最大荷重化でダンパー(クッション)の役割をし、最大可動域で1~2度(1ミリ)しか動かないとされています。

 

しかし、仙腸関節は動く、歪むと主張される方は、レントゲン画像などで示されますが、添付した画像は、一見歪んでいるように見えるかもしれません。

 

しかし、これは画像を撮る角度を変えただけで、同じ人の正面から撮った画像は、全く歪んでいませんでした。

 

添付の画像は、少し斜めから撮られただけであって、実際に歪んでいるわけではないんですね。

そもそもが歪んでいる。歪んでいる前提で考えるべき。

人間の身体は、左右対称でなければいけないと思いますか?

 

心臓の位置は、ちょっと左に。
肝臓の位置は、右にあり、身体の左側にもかかるくらい大きい。
胃の位置は、ちょっと左側に。

 

上記を見ても、内臓の位置は左右対称にあるわけではありません。

 

それぞれ、片寄りがあるんです。

 

顔も左右対称の人は、あるサイトでは、1000人に一人くらいの割合だと書かれていました。

 

ということは、ほとんどの人は、顔の位置も左右非対称なんです。

 

少し規模が大きい話になりますが、私たちがいる「地球」を考えてみても、自転や公転と言われる動きも、同じ方向で回っています。(一周回ったら、反対に回るとかないですよね。)

 

そもそも地軸も傾いていると言われていますし、「台風」も北半球では、必ず反時計回りに発生していると言われます。

 

「軸足」というものも存在しますし、利き手利き足もありますよね。

 

ですから、地球上にいる限りは、片寄りがある前提で、必ずしも左右対称でなければならないこともありません。

 

もちろん、「身体の歪み」として、左右差が大きくなれば、不具合も出やすいとは思いますが、例えば、パラリンピックなどを観ていると、片方が義足でも私たちより速く走れる方もいらっしゃいますし、バランスが悪くても、痛みを感じることなく生活できている人がいます。

 

実際にやってみた件~私自身の経験から~

足を組む女性

院長の私自身も、野球で肘を痛め、小学生の頃に通っていた整体院で、「脚を組むな!」とよく言われていました。

(小学生なのに、脚を組んでいたなんて生意気ですね(笑))

 

結構言われたことは守るマジメな性格でしたので、言われたこと忠実に守り、その後「脚を組むことはイケないことだ!」という思い込みでずっと過ごしてきました。

 

しかし、この仕事に就くようになって、段々とその認識が変化して来ました。

 

勉強会などでご一緒する鍼灸師の先生方を観ていると、皆さん歪みなど気にせず、脚を組んでいる方が多いんです。

 

始めは、「大丈夫なのかなぁ。身体が歪むんじゃないかな」と思っていたんです。

 

しかし、どこも痛くなさそうですし、調子が悪いようにも見えません。

 

何でだろうなぁと考えつつも、その頃に出会った「4DS理論」との出会いによって、脚を組んでリラックスをする方が良いという考えに至りました。

 

それで、何事も試してみないことには分からないと、実際に、数年前から私も長年のタブーを破って、脚を組むことにしたんです。

 

結果は、どうか?

 

もう数年経ちますが、腰が痛いわけでも、どこか痛い場所があるわけでもありません。

 

むしろ今まで我慢をして暮らして来たのだと、新たな気付きもありました。

脚を組みたいけど…と我慢している方がほとんどであること

私自身もそうでしたが、多くの方が、「本当は、脚を組みたいけど…」と我慢しているんです。

 

ということは、組みたいのを我慢している時点で、人間にとってストレスになっているわけです。

 

私も、脚を組みたい衝動を抑えて過ごしていたため、椅子の上に不自然に片足を乗せたりしていました。(行儀が悪い)

 

「脚を組みたい」と身体が求めているということは、もしかしたら組んだ方が、身体にとっては良いのではないかと考えると良いかもしれません。

 

身体が求めているわけですから、それをしない方がもしかしたら身体が歪むかもしれないんです。

 

脚を組んだ方が、その歪みがなくなるかもしれない。

 

それは実際にやってみないと分からないことでした。

 

脚を組まずに我慢している方が、よっぽど身体に良くなく、歪みを強くしている可能性だってあるんです。

 

操体法などでも、身体に心地良い方に身体を動かしたり、捻ったりします。

 

脚を組むことだけが良くないというのは、理屈にも合いませんね。

同じ姿勢を長時間続けている方が良くない

説明

また、私の話で恐縮ですが、脚を組み始めた時には、右脚が上の方が楽だったんです。

 

しかし、時間が経つにつれ、今では左脚が上の方が楽になって来ました。(身体の変化)

 

先ほど、地軸の傾きの話をさせていただきましたが、北半球にいる場合、地軸の傾きによって、人間の身体は、ほとんどの方が、左半身が伸長気味です。

 

それを、左脚を上に組むことで、左半身を短縮させ、全身のバランスを整えているんですね。

 

そもそも、脚を組むことよりも、デスクワークなどで、長時間同じ姿勢を続けている方が、身体が固まってしまい、身体にとっては良くありません。

 

ですから、脚を組みかえたり、こまめに動いたり、運動をした方が、いわゆる「コリ」が出ることも少なくなり、身体にとっては良いと言えます。

 

脚を組まずにストレスを溜めるより、こまめに姿勢を変える、同じ姿勢を続けない方が、よっぽど身体にとっては良いと言えます。

まとめ

いかがでしたか?

 

私の実体験を交え、実際に脚を組んだらどういう変化が起きるのかをご紹介しました。

 

今では、好きな時に脚を組めるので、ストレスもなく、リラックスし、快適に過ごせています。

 

一般的な整体院やマッサージ施設などでは、今だに「脚を組んではいけない」という指導をしているかもしれませんが、それは、院長の私自身の経験からも否定できます。

 

(でないと、私自身が調子が良いと感じているのは、間違いだという反論が必要になるので)

 

世の中には、研究が進んではいるものの、まだまだ分かってないこともたくさんありますし、間違った情報が蔓延していることもあります。

 

正しい知識を身に付け、快適に暮らせるようになって行きたいものですね。

 

では、今回は以上となります。

 

何か、ご質問などございましたら、ご来院時になどにもお気軽にご相談くださいね。

この記事を書いた人

院長

中野 貴博(なかの たかひろ)

 

横浜市中区の整体 よこはま山手治療院 院長 あん摩マッサージ指圧師

 

当院のコンセプトである「痛みや症状に振り回されることなく、やりたいことをやりたい時にできる身体作りを目指すこと」を患者さんに体現していただくため、日々活動しています。

 

昭和54年8月20日生 石川県金沢市出身(横浜在住20年ほど)

 

血液型O型

 

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