【よくいただくご質問】湿布は効果があるんですか?貼った方が良いんですか?

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こんにちは。

よこはま山手治療院、院長の中野です。

こちらの院内ブログでは、日々患者さんからいただくご質問などを、当院の独自の視点で発信しております。

では早速ですが、今回のよくいただくご質問です。

湿布は効果があるんですか?貼った方が良いんですか?

「湿布」のことは、患者さんからよく質問されます。

  • 湿布を毎日貼ってるんですけど、良いんですか?
  • 貼ると楽になるんだけど、貼らない方が良いのかしら
  • あんまり効いている気がしないんだけど、貼ってても良いんですか?
  • いつ(どのタイミングで)貼れば良いの?

まぁ、このような感じでご質問をされることが多いです。

「湿布」は、当院にいらっしゃるような「痛みや症状」を抱えた方にとっては、身近なものなのでしょうね。(当然、整形外科や接骨院に行かれていて、それでも良くならないため、当院に来院されるため)

整形外科や接骨院では、毎回処方されることもあるようで、中にはもらっても貼らないため、自宅に売れるほど余ってしまっているとおっしゃる方までいらっしゃいます。(なかなか「いらない」とは言えないみたいです。)

まぁそんな湿布ですが、実際に私が患者さんにお話していることを、こちらでもご紹介して参りますね。

そもそも「湿布」とは?

痛みのある女性

皆さんに馴染み深い「湿布」ですが、そもそも何なのかってあまり知られていないですよね。

湿布とは…

布地に炎症を抑える効果のある薬剤が塗ってあり、痛みや腫れのある場所に貼って使います。塗り薬に比べて手軽でべたつかず、衣服を汚しにくいのが特長です。その反面、長時間貼りっぱなしにするとかぶれることがあるので注意が必要です。※ネットから引用

と書かれていました。

同じ効果のあるものとして、「塗り薬」などが挙げられますが(ア〇メルツやバン〇テリンなどが有名)、湿布はベタベタしないのが特徴なんですね。

表面には「消炎鎮痛剤」が塗ってあるので、「炎症」を抑える効果があるとのことでした。

消炎鎮痛剤について

「鎮痛剤」と呼ばれるものには、いくつか種類があります。

  1. 非ステロイド性消炎鎮痛剤
  2. オピオイド鎮痛剤

詳しい作用はここでは省きますが、「痛み止め」や「鎮痛剤」は、痛みを治しているのではなく、「痛みを感じなくさせているだけ」ということは理解していただいていますでしょうか?

痛みは「脳」で感じているわけですが、体内で「痛みを感じさせる物質」を作らせないようにする、「脳に伝える伝達物質を作りにくくする」などの作用があるわけです。

「痛い」と感じている患部では、身体を守ろうと痛みをあえて強めるような物質が分泌されることがあります。(例えば、骨折しているのに、動いてしまっては、なかなかくっ付かないですよね)

患部が赤くなったり、腫れ上がったりするのは、身体を大事にさせようとする作用もあると考えられています。

ご存知のように、鎮痛剤には副作用と呼ばれるものがあり、胃腸症状や依存症にもなり得るとも言われいます。

急性症状と慢性症状

血行不良

ちょっと難しい単語も出て来て、読みにくい部分もあったかもしれませんね。

痛み止めや鎮痛剤は、簡単にまとめると「痛みを感じなくさせているだけ」とも言えます。

「痛みを感じないなら、それはそれでいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、人間の身体は必要だからそうしているという部分もあります。

「患部を修復しよう」と血液が集まって来ますが、血液を集めない状況を作っているのが鎮痛剤だとも言えます。

鎮痛剤には副作用や依存の恐れがあるので、できれば使わずに済めばよいのですが、100歩譲って「急性症状の場合」には、血液が集まりすぎて患部を圧迫し過ぎてしまうこともあるので、炎症があるうちは貼っても良いかもしれません.

しかしながら、「慢性痛」に対しては、長い目で見ればマイナスになるかもしれません。

肩こりなどの「慢性症状」の多くは、血行不良の状態です。(慢性炎症という症状もありますが、ややこしくなるので、ここでは取り上げません。)

血行不良の状態の場所に、さらに血行不良を起こす湿布を貼ってしまうと、貼ったその時には「スーッとして楽になった」と感じるかもしれませんが、血液を集めなければいけない状況なのに、血液が集まらない状態を作ってしまうことになります。

その場は楽かもしれませんが、長期的に見ると、かなりマイナスなことをしているということになってしまいます。

お風呂上がりで、血行が良い状態になっているのに、習慣で湿布を貼ってしまうと、せっかくのお風呂の効果も半減しちゃいますね。

「冷湿布」と「温湿布」

このお話をすると、「じゃあ温かい湿布だったら良いの?」とご質問を受けるのですが、実は鎮痛剤などの成分は、ほぼ同じなんですね。

冷たく感じるのは、「ハッカ油のようなメンソールの成分」で、温かく感じるのは、「トウガラシの成分」です。

これによって皮膚の温度は変わるらしいのですが、肝心な筋肉には変化がなく、「冷たく感じる」か「温かく感じる」かの違いだけなんですね。

まとめ

カウンセリング

普段から慢性痛でお悩みの患者さんには、「湿布は、貼った時には楽に感じるかもしれませんが、長期的な目線だとマイナスになるかもしれませんよ」とお伝えしています。

「ぶつけた」「急に捻った」などの場合には、また変わってきますが、慢性痛に対しては、マイナスに作用する場合もあるかもしれないので、それだったら血行が良くなるように、温かいカイロでも貼ると良いですよとお伝えしています。

鎮痛剤の中には依存性がある成分も含まれています。

もちろん、個人差はありますが、人によっては、「湿布を貼らないことが不安で不安で堪らない」という方もいらっしゃいます。

鎮痛剤なども、依存が強すぎるあまり過剰に服用してしまう方もいらっしゃいます。

できれば、そういった薬剤に頼らず生活して行きたいですね。(もちろん、鎮痛剤の全てを否定しているわけではなく、失神するほど痛みがあるのなら、一時的に服用することも良いとは思いますが)

ということで、結論としては、湿布は痛みを感じなくさせているものであって、治しているわけではない。

長期的な視点で考えると、マイナスになるかもしれませんということでした。

その他、何かご不明な点がございましたらご質問くださいね。

この記事を書いた人

院長

中野 貴博(なかの たかひろ)

横浜市中区の整体 よこはま山手治療院 院長 あん摩マッサージ指圧師

「痛みや症状に振り回されることなく、やりたいことをやりたい時にできる身体作りを目指すこと」を患者さんに体現したいただくため、日々施術を行い、「常に成長」をするため学びを続けている。

昭和54年8月20日生 石川県金沢市出身(横浜在住20年ほど)

血液型O型

詳しいプロフィールはこちら

施術の流れ

院長からのメッセージ

「当院が大切にしていること」

当院では、ご来院のお一人お一人に、「痛みや症状によって制限をされたり、振り回されたりするのではなく、その人らしく生きていけるようになってほしい」

と願いながら、日々、真摯にご来院の方々と向き合っております。

・旅行に行きたいんだけど、長い時間座っていられないから…
・腰さえ痛くなければ…
・頭痛がなければ、もっと仕事もできるのに…

そういったお声を、よく耳にします。

痛みや症状によって、やりたいことができなかったり、色々なことに制限をかけたり、躊躇してしまったり…そういった方が非常に多いと感じます。

「痛みによって、自分の人生が左右されてしまうこと」

それは、人生を楽しんでいる状態とは言いにくいですよね。

当院では、決して「痛み」や「症状」だけを追うのではなく、あなた自身の思いを大切にしたいと考えております。

知らず知らずのうちに、「制限」をかけていた日常から、あなたの未来が、少しでも明るく前向きになり、理想とする「未来」に向かってあなた自身が自立して歩めるように、「身体」と「心」の状態を整えて行く。

「毎日を楽しめる。」

その第一歩を当院で踏み出してみませんか?

  よこはま山手治療院 院長 中野貴博

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