こんにちは。
よこはま山手治療院の中野です。
前回のブログでは、「有酸素運動」と「運動に対しての認識」について書きました。(まだの方は、前回の記事をご覧ください。)
ウォーキングなどの有酸素運動は、脂肪燃焼効果が一番有名でしょうかね。
しかしながら、近年その他の効果も色々と言われ始めておりますので、ご紹介して参ります。
ウォーキングなどの身体を動かすことのメリット
- 脳への血流が増える
- 前頭葉に血液が流れ、昨日を促進する
- 運動を続けることで、前頭葉に新しい血管が増え、それによって酸素量が増えるだけなく、老廃物を取り除いてくれる
- 運動によって筋肉量が増えるように、脳も大きくなる
などなど、脳の活性化や脳細胞の萎縮を防ぐ効果があるということも言われているんですね。
当院では、「筋力低下を防ぐために、筋トレが必要ですよ」といったお話もさせていただきますが、脳の活性化という面では、有酸素運動の方が大きかったとのことです。
脳の前頭前野は、様々な役割がありますが、感情の暴走を抑えることも司っているそうです。
前頭前野が活発になると、感情の暴走がなくなり、穏やかになるとも言われています。
ということは、運動をすることで、精神的にも安定しやすくなるとも言えるということですね。
その他にも運動をすることで、ストレスにも強くなる効果もあります。
ストレスと言っても…
「ストレス」と一言で片づけてしまうのも的確ではないのですが、一般に強いストレスを感じると、身体にも反応が起きます。
- 心拍数の上昇
- 血圧の上昇
- 唾液量の低下
- 汗をかく
胃液などの消化液の低下などもありますが、細かいものを合わせれば、もっとたくさんあります。
上記のような身体に出る反応は、「運動」をした場合にも、身体に同じ状態が起きます。
今、あなたが100メートルを全力疾走で走ったことを想像してみてください。
脈が速くなり、血圧は上昇、喉は乾くし、汗もかきますよね。
運動で起こる身体の反応が、ストレスで起きてしまうと…
心拍数、血圧の上昇などの反応は、本来「運動をした時」に起こる反応です。
もちろん、精神的なストレスによっても起きるのですが、「運動で起きるべき反応」が、全く身体を使っていない状態ばかりで起きてしまうと、脳は疲労感を出してしまいます。
実際に身体を使ったわけではないのに、心拍数や血圧の上昇が起きると、脳は混乱してしまい、実際には疲労していないのに、疲労を感じる物質は出てしまうというズレた感覚になり、いわゆる「自律神経の乱れ」につながります。
運動習慣がないという方に多いのですが、「疲れが抜けない」「慢性的に疲れている」という場合には、このケースが多いように感じます。
実際に身体を使っていないのに、疲れた感じやだるさが出てしまったりします。
こうした場合に「運動」が有効なんですね。
そもそも身体を動かしたことで起きる反応を、運動によって起こさせるわけで、そうすることで「正常な働き」に変化していくということなんですね。
健康でいるためにも、「運動は必要なことだ」ということがご理解いただけたかと思います。
「運動」に関しては、当院でもご相談を受け付けておりますので、お気軽にご相談くださいね。
この記事を書いた人
中野 貴博(なかの たかひろ)
横浜市中区の整体 よこはま山手治療院 院長 あん摩マッサージ指圧師
当院のコンセプトである「痛みや症状に振り回されることなく、やりたいことをやりたい時にできる身体作りを目指すこと」を患者さんに体現していただくため、日々活動しています。
昭和54年8月20日生 石川県金沢市出身(横浜在住20年ほど)
血液型O型
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