「有酸素運動」と「運動に対しての認識」について

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【有酸素運動について】

こんにちは。
よこはま山手治療院の院長、中野です。

今回は、「有酸素運動」についてです。「有酸素運動」と聞くと、皆さんどのような運動を思いつくでしょうか?

ウォーキングやジョギング、そして最近では自転車に乗る方も増えていますね。

有酸素運動に期待できる効果としては、「脂肪燃焼」の効果が一番大きいでしょうか。

その他にも、「心肺機能の強化」や「脳の活性化」などにも効果があると言われています。

そんな「有酸素運動」ですが、当院にご来院の患者さんにも、意識して有酸素運動を取り入れていらっしゃる方が多いですよね。

しかしながら、「やっぱり続かなくて…」という方や、「なかなか時間がない」といった方も多いです。

「有酸素運動は、20分以上続けないと効果がない」は正しくなかった??

以前は、こう言われていましたね。

『20分以上歩かないと、脂肪は燃焼しない』(20分以上じゃないと効果がない)このような情報が主流で、「20分以上」という時間がハードルを高くしてしまい、なかなか運動できないという方も数多くいらっしゃいました。

しかし、最近ではこの情報が間違っていたということが言われ始めました。

「数分の運動でも、脂肪の燃焼効果はある」最近では、このように言われています。

では、なぜ今頃になって急に変わったのか?皆さん気になりますよね。

そもそも、「20分以上運動しないと効果がない」と言われたのは、論文の解釈の問題だったらしいです。

「20分以上続けるとさらに効果が高くなる」という内容を、

「20分以上続けないと効果が薄い」→「20分以上続けないと意味がない」

こんな風に解釈が変化してしまい、最後の「20分以上続けないと意味がない」という部分が独り歩きしてしまった感じなんです。ですから、例え5分くらいのウォーキングでも、エネルギーとして脂肪は使われています。

通勤で駅まで10分歩くだけでも、もちろん効果はあります。

なので、「時間」ではなく「歩数」などを気にした方が良いんですね。

行きで10分、帰りに10分で、小分けにしても十分に効果が期待できます。

「20分以上」というのは、単に長くやっていれば、効果が高くなるのはまぁそうかもしれませんが、そんなに気にすることでもないということです。

「時間」よりも「量」を意識した方が良いので、例えばバス停の一つ手前で降りて歩いてみるとか、エスカレーターを使わずに階段を使ってみるとか、そういったことでも良いんです。

20分以上と聞くと、なかなかハードルが高くなってしまい、運動に踏み切れなかった方も、こうしたことならできそうですよね。

有酸素運動には、単に脂肪を燃焼する効果だけではなく、脳細胞を大きくする効果が期待できるとも言われています。

疲労やコリを解消してくれる効果

肩が痛い人

これは、有酸素運動に限らずなところもありますが、「運動」には「疲労」や「コリ」を解消してくれる効果もあります。

「血行不良」を解消してくれる効果というのは、皆さんご存知なところがあるかと思います。

その他にも、「コリ」に対しては、「動き」が必要なことも多々あります。

「痛み」や「症状」は、大雑把に分けると2種類になります。

「動かしすぎて痛めた場合」と「動かさないことで痛めている場合」です。

前者の場合、アスリートや良く身体を動かす、運動習慣のある人が、オーバーワークというか、使い過ぎによって起こってしまう痛みの場合です。

しかし、この「使い過ぎ」で痛めてしまっている人は、実際にはそんなに多くありません。

当院にいらっしゃる患者さんの場合もそうで、ほとんどの方は、後者の「動かしていなくて痛めている」方がほとんどです。

  • (座りっぱなし)でデスクワークをしている
  • スマホを長時間見ている

などなど、日常生活でそんなに身体を動かしているわけではないんです。

そういう方に、痛いからといって「安静にすること」を指導してもダメですよね。

動かないことで筋肉や関節の動きがなくなり、痛みにつながっているのですから、それを解消するためには「動く」ことが必要になります。

ですから、運動習慣がない方が、「痛みがあるから」と安静にしていても、良くなることはないかもしれません。

「運動したから痛くなった」???

  • 歩いたら痛くなった
  • ちょっと運動したら痛みが出た
  • トレーニングしたら、痛めた

日々患者さんと接する中で、こうしたお言葉を耳にすることも少なくありません。

「筋力低下」があると、痛みを引き起こしやすくなりますので、当院では運動を勧めたり指導したりもしています。

それで、実際に運動を始められる方もいらっしゃるのですが、そうすると上記のように「運動をしたから痛めた」となる場合があります。

しかしながら、よく考えてみてください。実際には…

「運動したから痛くなった」のではなく、「運動してなかったから、痛くなった」んですよね。

安静にし過ぎていて、筋力が低下することによって、さらに痛みが増してしまう。

そんな悪循環な状態ですから、普段全く動きがない方が、いきなり運動をし始めれば、それは多少の痛みは出るかもしれません。

しかし、そこでやめてしまうと、元のまま。待っていても、状態は良くてそのままです。

多少、頑張って続けていただくことで、状態が良くなっていくことも多々あります。

ですから、「運動で痛くなった」と、「運動すること」を否定したがるお気持ちも、非常によく分かるのですが、実際にはそれは正しいとは言えません。

運動自体に罪があるわけではなく、動かして来なかった身体の方に問題があると考えた方が良いんですね。

運動自体は、慣れて行けばできるようになって来ることがほとんどです。

「運動したから痛くなった」というのは、正確に言うと正しくはなく、「運動して来なかったから痛めた」と考えた方が良さそうです。

始める時は、大変な時もありますが、一歩踏み出す勇気も必要かもしれません。

運動に関してのご相談も、お受けしておりますので、お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

院長

中野 貴博(なかの たかひろ)

横浜市中区の整体 よこはま山手治療院 院長 あん摩マッサージ指圧師

「痛みや症状に振り回されることなく、やりたいことをやりたい時にできる身体作りを目指すこと」を患者さんに体現したいただくため、日々施術を行い、「常に成長」をするため学びを続けている。

昭和54年8月20日生 石川県金沢市出身(横浜在住20年ほど)

血液型O型

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