肘の痛みの症例1

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肘の痛みの症例1

患者さん

50代 男性 デスクワーク、車の運転が多い

来院動機

10年ほど前に通院されていた治療院がなくなってしまい、そこの治療が良かったため、肘が痛くなって来たため、インターネットで色々検索され、当院に辿り着いたとのこと。

症状

ゴルフのあと、左の肘が痛む。(右利き)

ゴルフをしている最中は痛みは出ないが、終わると肘の外側に痛みが出て来る。

 

また、背中にも痛みが出ることがあり、同時に施術を希望されていた。

一週間に2~3回はゴルフに行かれるとのこと。(練習を含め)

 

当院にご来院前の治療方法

肘の関節

整形外科に行き、レントゲンなどの検査。

しかし、特に異常は見られず、ゴルフを控えるよう言われるだけで、特に治療もなかった。(湿布をもらっただけ)

 

以前治療院に通院されていた時の症状は、「腰痛」だったようですが、現在は腰というよりは、肘と背中の痛みが強いとのことで、お近くの接骨院にたまに行かれているとのこと。

当院での施術

施術のようす

まず、「肘の痛み」の場合は、肘自体に問題があるだけではありません。

手首に問題がある場合や、頸椎に問題がある場合なども考慮していかなければなりません。

 

こちらの患者さんは、実際に手首の使い方が良くなく、肘の関節、手首の関節を整える施術と頸椎を整える施術、全てを調整しました。

痛みが出てから、しばらく時間が経過していたので、関節の動きも硬く、クセも強く、スイングの際に気を付けていただくことをアドバイスし、普段から負担がかからないよう指導もしました。

経過

週に一度の施術を数回行い、肘の痛みは消失。

背中の痛みも軽減されているとのこと。

 

今は、ゴルフの後にも痛みが出ずに過ごせている。

スイングにも気を配って、手首の使い方を意識してできているとのことでした。

 

今はまだ、身体のクセなど修正したい時期なのと、患者さんご本人の不安もあるため週に一度の施術を行っているが、2週に一度、月に一度のチェックと間隔を広げて行けば良いと思う。

考察

  • ゴルフ
  • テニス
  • バドミントン
  • 野球

 

などなど、いわゆる片寄りがある運動では、身体のバランスが崩れやすく、片側に痛みが出やすいことがあります。

 

肘の痛み、肩の痛み、膝、股関節など、様々なスポット障害がありますが、「肘」に関しては手首の使い方に問題がある場合も多いです。

 

また、「末端に出る痛みは、体幹から来ている」といった考え方もあり、頸椎の歪みが原因で起こっている場合もあります。

実際に、こちらの患者さんも肘と手首の調整を行いましたが、「首がスッキリして、かなり楽になったら、肘も楽になった」とおっしゃっています。

 

「どれが正解か」と原因を一つに絞るのではなく、様々な要因を考え、対処して行くことが大切なことだと考えています。

当院では、「点」で考えるよりも、「色々な線を結んで行く」イメージを持って、常に患者さんと向き合っています。

 

肘の痛みやスポーツ障害でお困りの場合は、ぜひご相談ください。

この記事を書いた人

院長

 

中野 貴博(なかの たかひろ)

 

横浜市中区の整体 よこはま山手治療院 院長 あん摩マッサージ指圧師

 

当院のコンセプトである痛みや症状に振り回されることなく、やりたいことをやりたい時にできる身体作りを目指すこと」を患者さんに体現していただくため、日々活動しています。

 

昭和54年8月20日生 石川県金沢市出身(横浜在住20年ほど)

 

血液型O型

 

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よこはま山手治療院