テニス肘から回復された男性の症例

 

土踏まずの痛みでお困りだった方の症例

ご来院者

 

30代 男性 横浜市

来院動機

 

整形外科に通院するも、「テニスをするな」と言われるだけで痛みが改善しなかったため、当院のホームページをご覧になり、ご来院されました。

症状

 

日常生活に支障があるわけではなく、テニスをすると右肘の外側が痛くなる。

 

右上肢の張りもかなりあるような状況でした。

当院にご来院前の治療方法

 

整形外科に電気療法や湿布などの治療を受けるも、痛みに変化なし。

 

テニスをしないように言われる。

当院での施術

肘関節 イラスト

 

「肘の痛み」は「テニス肘」だけではなく、原因はさまざまあります。

 

野球でも肘が痛くなることもありますし、特別なスポーツをしていなくても肘が痛くなることがあります。

 

肘の痛みで最初に観察すべきは「肘関節の形(位置)」です。

 

関節の位置が悪いと不自然に筋肉が引っ張られたり、関節の痛みの原因となってしまいます。

 

肘関節の位置を整えること、そして「肘」だけではなく、「手首の関節」や「肩の関節」も同時に観察する必要があります。

 

症状が出ている関節と同側の関節に負担がかかっていることもありますし、上肢の場合は元の神経が頸椎から来ているため、頸椎を整える必要もあります。

 

関節の位置が変われば筋肉の位置も変わりますので、筋肉のハリが消失することがほとんどです。

 

上記のような施術を行います。

経過

 

一度の施術で症状をゼロになったわけではありませんが、数回の施術でほとんど痛みは消失したとのでした。(テニスをした後に少し痛みが出ることはある)

 

しかし、趣味のテニスを一日中楽しめたり、できるようになったことは良かったなと思っています。

考察

 

私自身の話になりますが、私も小学生の頃に「野球肘」になり、整体院で治療してもらった経験があります。

 

整形外科や接骨院に通ったものの、一向に良くならず、困っていたところに整体院を紹介されたのですが、その先生に

 

「投げても良い。その代わりしっかり通え」と言われ、とても救われたことを覚えています。

 

整形外科などでは、

 

「痛みの出る運動はするな」

「痛いならそれをやらなければいい」

 

といったことを言われることが多いです。(もちろん、全ての整形外科がそうでないと思いますが)

 

しかし、投げたいから整形外科に行くわけで、投げられるようになりたいから整体院に行くわけです。

 

「その運動をするな」と言われてしまうと、整形外科に行った意味もなくなってしまうわけで…

 

ですから、「投げても良い」と言ってくれたその整体院の先生には感謝していますし、自分もそういった希望を持っていただけるような存在でありたいなと思っています。

 

運動をしながらでも痛みはなくすことは、できることもありますし(骨折などできないことももちろんあります)、今回のご来院者の方もテニスを続けることができたことは、本当に良かったなと思っております。

 

この記事を書いた人

院長

 

中野 貴博(なかの たかひろ)

 

横浜市中区の整体 よこはま山手治療院 院長 あん摩マッサージ指圧師

 

当院のコンセプトである痛みや症状に振り回されることなく、やりたいことをやりたい時にできる身体作りを目指すこと」を患者さんに体現していただくため、日々活動しています。

 

昭和54年8月20日生 石川県金沢市出身(横浜在住20年ほど)

 

血液型O型

 

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よこはま山手治療院