脊柱管狭窄症の症例1

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脊柱管狭窄症の症例のご紹介

患者さん

60代 男性 デスクワークが多い

来院動機

ホームページ、クチコミサイトをご覧になったとのこと

症状

歩くシルエット

お仕事柄、長時間座って作業されることも多く、慢性的な「腰痛」もお持ちだった。

数か月前から、下肢にも痛みが出始め、歩くとハムストリングス(太ももの裏側~ふくらはぎなど)に痛みが出るようになってしまった。

長く歩くと痛みが出てしまうため、出掛ける時にも困るとのことでした。(いわゆる「間欠性跛行」という症状)

当院にご来院前の治療方法

慢性的な腰痛に対しては、整形外科などには掛かっておられないとのことでしたが、今回の下肢の痛みに対しては、あまりに痛みが強く出たため、整形外科を受診。

「脊柱管狭窄症」の診断を受ける。

しかし、痛み止めや湿布、電気治療を繰り返していても、症状の改善とはならず、インターネットを使い、山手駅近辺で「脊柱管狭窄症に良いところ」と検索されていて、当院のページに行き着かれたとのこと。

「整体を受けられることは初めてだ」ということでした。

当院での施術

運動

まず、脊柱管狭窄症の場合には、他の症状と比較しても、回復されるまでの期間が長くかかってしまう傾向にあります。

慢性症状の場合には、日常生活の姿勢や運動習慣が関わって来るわけですが、脊柱管狭窄症の場合は、特に長期間に渡って段々と変化すること、そして「筋力の低下」も関わっていることが多いためです。

このことを、今回の患者さんにもご理解いただき、施術を開始しました。

仙腸関節や骨盤周囲の施術、坐骨神経痛に対する施術などを行い、筋力をアップさせるための効果的な運動も指導しました。

経過

上記のことを踏まえた施術計画にもご理解いただき、週に2回の施術を4ヵ月ほど継続しました。

3か月が経過する頃には、痛みがほとんど消失して来ていました。

歩けなくなることが、本当に困るとのことで、早く良くなって旅行にも行きたいという意欲の強い患者さんで、こちらの提案することも、頑張ってやってくださいました。

その頑張りは、すばらしいものでした。

考察

脊柱管狭窄症に起こるとされる「間欠性跛行」は、脊柱管が狭くなったことが原因ではないと考えます。

詳しくは、こちらのページにも書いておりますが、「しばらく歩くと痛む → 休むと回復する」という流れは、脊柱管が狭くなったことが原因で起こるわけではありません。

椎間板ヘルニアにしてもそうですが、「症状に波がある」とおっしゃる患者さんがいらっしゃいます。

「昨日は調子が良かったけど、今日はそんなに痛くない」

というように、日によって症状に差があるんですね。

しかし、ヘルニアが日によって余計に出たり、引っ込んだりしているのかというと、そんなことはありません。

常に出ているわけですので、波があるということ自体が矛盾したことになってしまいますよね。

脊柱管狭窄症の場合も同じ事が言えます。

歩くと脊柱管が狭くなるのかというと、そんなことはなく、休むと脊柱管が広がるのかというと、それも関係はなく、常に狭くなった状態であるということです。

では、歩くと痛くなって、休むと回復するものは何かというと、「筋肉」ということになりますよね。

使うと疲労し、休むと回復する。

筋力の低下が、間欠性跛行の原因の一つだということがお分かりいただけたかと思います。

前置きが長くなりましたが、脊柱管狭窄症や間欠性跛行は、高齢の方に多い症状です。

施術で身体を整えることも、もちろん大事ですが、同じくらい筋力をアップさせることも重要だということです。

「運動が苦手だ」
「運動なんてしたくない」

というお気持ちは、よく分かりますが、毎日やる必要はありません。(むしろ毎日やってしまうとオーバーワークとなり、余計に痛めてしまうことになりかねません。)

「毎日やらなくて良いんですよ」と申し上げると、だいたいの方は、ホッとしたお顔をされるのですが(笑)

効果的なトレーニング方法もお教えしておりますので、ご相談くださいね。

この記事を書いた人

院長

中野 貴博(なかの たかひろ)

横浜市中区の整体 よこはま山手治療院 院長 あん摩マッサージ指圧師

「痛みや症状に振り回されることなく、やりたいことをやりたい時にできる身体作りを目指すこと」を患者さんに体現したいただくため、日々施術を行い、「常に成長」をするため学びを続けている。

昭和54年8月20日生 石川県金沢市出身(横浜在住20年ほど)

血液型O型

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脊柱管狭窄症について詳しくはこちら

脊柱管狭窄症

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