ばね指と肩の痛みでお困りだった方の症例

 

ばね指と肩の痛みでお困りだった方の症例

ご来院者

 

80代 女性 神奈川県内在住

来院動機

 

ご家族の紹介でご来院されました。

症状

 

右の拇指が動かしづらく、バチンとは鳴らないものの、曲げにくいなど痛みを感じていた。

 

同じく右の肩に痛みがあり、挙上しづらいなど動きに制限がありました。

 

当院にご来院前の治療法

 

お住いの地域の整形外科に通院したものの、手術を勧められましたが、お仕事もされているので、それはできないと思われたそうです。

 

主に保存療法で電気療法や湿布などを行っていたそうです。

当院での施術

 

まず「ばね指」に関しては、手のアーチが崩れてしまっている状態を変化させていく必要があります。

 

具体的には「拇指の位置」が開き過ぎていたため、アーチ状になるように位置を変化させました。

 

指だけに問題があるわけではなく、もちろん頸椎から肩関節~肘~手首の関節を調整していかねばなりません。

 

長年の痛みで固まった関節を動かすわけですから、一度の施術での大きな変化は出ませんが、根気よく施術させていただくことで段々と痛みや日常生活にも変化が出てきます。

 

経過

 

週に一度の施術を3ヵ月ほど続けさせていただき、施術の回数を重ねるごとに痛みや動かしづらさにも変化が出てきました。

 

ピアノを弾かれるのですが、痛くて指が開けなかったのが、思うように指が動くようになったとおっしゃっておりました。

 

肩の痛みに関しても、施術を重ねるごとに痛みに制限がなくなり、日常生活を送れるようになったとのことです。

 

考察

 

ばね指でお悩みの方は多いですが、多くは指を過剰に伸ばしたり、開いたりされている方がほとんどです。

 

ピアノを長年やられている、キーボードを使うのに指を過剰に開くなど、「過伸展」になっていることが多いため、手のアーチがなくなっている方がほとんどです。

 

ですから、なるべく指を開き過ぎないようにしていただきます。

 

曲がらない指も、根気よく施術していくいことで、段々と動くように変化していくことをご来院者の方も一緒に実感していただけるので、通院が楽しみだと言っていただくことも多いです。

 

ばね指で手術される方もいらっしゃいますが、手術でも痛みに変化が出ない方もいらっしゃいます。

 

もし、お困りであればぜひ当院にご相談ください。

 

この記事を書いた人

院長

 

中野 貴博(なかの たかひろ)

 

横浜市中区の整体 よこはま山手治療院 院長 あん摩マッサージ指圧師

 

当院のコンセプトである痛みや症状に振り回されることなく、やりたいことをやりたい時にできる身体作りを目指すこと」を患者さんに体現していただくため、日々活動しています。

 

昭和54年8月20日生 石川県金沢市出身(横浜在住20年ほど)

 

血液型O型

 

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よこはま山手治療院