足首の捻挫後、違和感がずっと残っていた高校生

 

捻挫のあと、違和感がずっと残ってしまった方の症例

ご来院者

 

10代 男性 横浜市在住

来院動機

 

足首の痛みがなかなか良くならないため調べていたところ、当院のホームページをご覧になり、来院されました。

症状

 

ご来院者は高校生で、水泳をされており、背泳ぎの時に捻挫の影響で足首が上手く動かせず、痛みや違和感も感じておられる状況でした。

 

左右で比較してみても、痛みのある左側の足首の方が腫れぼったくなっていました。

 

正座もできず、足首を底屈させると、痛みがあるとのことでした。

 

当院にご来院前の治療法

 

捻挫をしてすぐは整形外科に行き、安静と湿布を貼るように指導されたそうですが、それ以降は電気療法を受けていただが、症状に変化はなかったとのことでした。

当院での施術

施術のようす

 

足首の捻挫は、一般的に多いのは内反捻挫で、足首の外側を捻ってしまい、外くるぶし周辺を痛めることが多いです。

 

ということは、外果である腓骨も一緒に引っ張られることになり、腓骨の位置が下方に位置してしまいます。

 

その腓骨の位置を戻したところ、足首の腫れぼったさもなくなり、痛みも和らいだとのことでした。

 

その他、骨盤なども調整しました。

 

経過

 

初回の翌週にご来院いただき、実際に水泳をやってみていただいた感想を聞いてみたところ、違和感や痛みがなくなっていたため、治療は終了しました。

 

 

考察

 

高校生ということで、関節も動きやすく結果もすぐに出やすい症状で良かったです。

 

足首の捻挫は、「たかが捻挫」ということはなく、足首の違和感や痛みから、骨盤の歪み、臀部の筋肉の緊張につながります。

 

骨盤周囲の筋肉に負荷がかかるということは、背骨にも影響し、自律神経に影響を与えるケースもありますし、骨盤の傾きから頸部の歪み、頭部のバランスが悪くなり、首の痛みや頭痛なども起こるケースがあるのです。

 

今回のご来院者の方にはその症状がなかったのですが、下からの歪みが上半身に影響を及ぼすといったことも多々ありますので、「たかが捻挫」と放置せずに、処置しておくことをお勧めしております。

 

この記事を書いた人

院長

 

中野 貴博(なかの たかひろ)

 

横浜市中区の整体 よこはま山手治療院 院長 あん摩マッサージ指圧師

 

当院のコンセプトである痛みや症状に振り回されることなく、やりたいことをやりたい時にできる身体作りを目指すこと」を患者さんに体現していただくため、日々活動しています。

 

昭和54年8月20日生 石川県金沢市出身(横浜在住20年ほど)

 

血液型O型

 

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よこはま山手治療院