ご来院者
40代 男性 横浜市在住
来院動機
数ヶ月前から、右の第4足趾付近と左足底に痛みを感じるようになり、整形外科でモートン病との診断を受けたとのことです。
整形外科では、痛み止めなどをもらうだけで、症状に変化がなかったため、webで探していたところ、クチコミでモートン病が回復された症例をご覧になりご来院されました。
症状
起床時の痛みが特に強く、長めに歩いた時なども第4足趾付近に痛みが出るとのことでした。
左の足底の痛みも、右のモートン病の痛みほどではないですが、同じように痛むとのことでした。
当院にご来院前の治療方法
整形外科で痛み止めをもらうのみで、あとは様子を見ましょうと言われたとのことでした。
当院での施術

まず、モートン病と足底筋膜炎に共通しているのは、足趾の形が良くないことと、前足に重心がかかりすぎていることが挙げられます。
こちらのご来院者の方も、浮指、前足重心になっており、それらの位置を変化させる施術を行いました。
もちろん、骨盤など身体全体の調整も行いました。
経過
モートン病の方は、初回の施術後から少しずつ痛みは軽減され、段々と長い距離も歩けるようになったとのことです。
足底筋膜炎の方は、初回でほとんど痛みが軽減されたとおっしゃっていて、2回目以降も大丈夫だとおっしゃっていました。
なかなか間隔を詰めてご来院されることが難しかったのですが、5回目の施術時、前回から一ヶ月空いたのですが、その時には痛みがほとんど消失していました。
考察
上記しましたが、モートン病でご来院される方のほとんどは、足趾の形が悪く、前足重心になり、足の甲の横アーチが崩れてしまっています。
足の甲には「土踏まず」の縦アーチが有名ですが、横もアーチ状になっているのが理想です。
アーチが崩れ、足趾が浮いたようになってしまうと、本来であれば衝撃がかかる必要のない箇所に、衝撃を受けることになり、痛みが生じます。
これを解消していくためには、施術もそうですし、普段からご自身で重心の位置を気をつけたり、指の位置も気を付けていただいた方が、その後も再発することなく生活していただけると思います。
モートン病にしても足底筋膜炎にしても、原因は必ずあります。
魚の目やタコができやすくなっていれば、その箇所に負荷がかかりやすくなっていると考えられます。
放置して良くなるケースも稀にありますが、長引いてしまうよりも、適切な対処をした早めにした方が良いのではないかと経験から感じることが多々あります。
もしお困りの際には、ご相談頂けますと幸いです。
この記事を書いた人

中野 貴博(なかの たかひろ)
横浜市中区の整体 よこはま山手治療院 院長 あん摩マッサージ指圧師
当院のコンセプトである「痛みや症状に振り回されることなく、やりたいことをやりたい時にできる身体作りを目指すこと」を患者さんに体現していただくため、日々活動しています。
昭和54年8月20日生 石川県金沢市出身(横浜在住20年ほど)
血液型O型
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よこはま山手治療院でございます。