あなたがお困りである「痛みの原因」は、一つに…

こんにちは。
よこはま山手治療院、院長の中野です。

本日は、「痛み」の原因についてのお話です。

こちらブログをご覧のあなたは、
現在どこかの痛みにお悩みなのもしれませんね。

・自分の腰の痛みは、一体なんなんだろう
・この肩こりはなぜ起きるんだろう
・膝が痛いのは、老化だから仕方ないのかも…

などなど、
「病院に行ってそのように診断された」、
「テレビで同じような症状のことがやっていたから」
という方もいらっしゃるでしょうし、または、

「自分で考えた結果」だという方もいらっしゃるでしょう。

しかし、その「原因」は、本当の本当にそうなんでしょうか?

椎間板や軟骨の形状は、痛みと無関係?

もうこちらのブログでも何度も申し上げておりますが、

https://www.seitai-yamate.net/blog/post4283/ など

「慢性痛」に対する研究が進み、現在では、
「椎間板や軟骨の形状は、痛みと関係していない」
ということが、メディアを通しても言われるようになりました。

「いやいや、私はちゃんとMRIを撮ってもらって、実際に見たから」

という方もいらっしゃるかもしれませんが、
後述しますが、それこそが痛みの原因となっている場合があるんです。

よく言われることですが、
椎間板ヘルニアの方は、「痛みに波がある」おっしゃいます。

「ヘルニア」というのは、出っ張るという意味合いで、
椎間板から髄核が出てしまったことを言うのですが、
それが、痛いときは出ていて、痛くない時には出ないわけではありません。

常に出ているんです。

なのに、痛みに波があるということ自体がおかしいということになります。

検査機器も進化し、より身体に原因を求める傾向にありますが、
どこかが痛いとなれば、まず皆さん、整形外科に行かれる方がほとんどです。

ということは、どこかが痛いという方が、
検査(レントゲンやMRIを撮る)すると、たまたま椎間板や骨の形状に異常があった
というだけに過ぎません。

背骨

腰痛の85%の人は…

そもそも、腰痛の85%は、原因が不明だと言われていることをご存知でしょうか?

どこかが痛くて、画像を撮っても、何かが見つかる人が、15%しかいない
ということで、あとの85%の人は、なぜ痛みが出ているのか分からない
と言われているんです。

以前は、「痛い人」しか検査を受けなかったのですが、
現在では、研究が進み、「痛くない人」も画像を撮ってみたところ、
痛くない人にも、同じようにヘルニアや狭窄、変形が見つかったんですね。

ということは、根本が違ってきます。

「椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎が変形しているから、痛い」
のではなく、

「痛みのある人が、画像を撮ったら、たまたま変形していた」

というだけのことになってしまいますね。

それだけではないケースもあります

もちろんのことですが、そう決めつけることも良くなくて、
実際に、椎間板ヘルニアによって「膀胱直腸障害」などの
重篤な症状にかかる方もいらっしゃることは事実です。

歩けないほどの痛みや、動くことすらままならない方も
いらっしゃるかもしれません。

その全てを否定しているわけではありませんし、否定はできません。

ただ、自分は「こうだから痛いんだ」と決めつけたり、
思い込んだりすることは、良くないということですね。

膝の痛みは老化現象?

腰と同じように「膝」の症状に関しても、同じことが言えます。

当院にいらっしゃる患者さんの中にも、病院で、
「老化現象ですね」と言われたとおっしゃる方が多くご来院されます。

もちろん、老化現象を否定しているわけではありません。

誰だって歳をとりますし、10代の時と高齢になった時の身体は違います。

ただ、「老化」だけで全てを片付けるのは、無理があるなと感じます。

「女性は、70歳にを超えたら、全員もれなく膝が痛くなります」

という法則があるのなら、この文章も無駄になりますが、
実際はそうではないですよね。

80歳、90歳になっても、元気に歩ける方はいらっしゃいますよね。

全ての人がそうではないということですね。

そこには、筋肉の問題や、運動や生活習慣が関係しているかもしれませんし、
痛みが出る人と出ない人がいることに目を向けるべきです。

画像を撮ることが、実は…

病院に行って、自分の腰や膝の画像を見せられる。

「ここが、こんなに出っ張ってまうよ」
「腰椎がつぶれています」
「膝の軟骨がすり減ってますね」

そのように診断される方もいらっしゃいますよね。

しかし…

それこそが、痛みを作り出す原因となっている場合があります。

その画像を見た時、

「あぁ、こんなになってるんだ」
「こんな状態じゃ痛くて当たり前だ」
「痛くないはずがない」

と感じてしまうわけです。

自分で「痛くないはずがない。だって潰れているんだ」
と思ってしまったら、
(実際に潰れている画像を見たら、痛そうに思いますからね)
痛みって出やすくなりますよね。

そこから、自分の患部への「注目」が始まります。

朝起きた瞬間から、自分の腰が気になる。

「今日は、どれくらい痛いのだろう」
「今は、痛くないけど、電車に乗ったら痛くなるんだろうな」

と常に、自分の腰に注目し、「警戒」する状態です。

「警戒」は、緊張を生みます。

誰かが襲ってくるかもしれないという状況にいたら、
リラックスはできませんよね。

筋肉を硬くして、「いつ来るんだ」と身構えていなくてはいけません。

「筋肉を硬くする」ということは、痛みが出やすい状況を作り出している
ということになります。

「自分で自分の腰に警戒心を持ち、それが筋肉の緊張を生み、
痛みを作り出しているのではないか」

慢性痛の研究では、そのように言われることもあります。

 

肩こりの原因って一つなの?

批判の意味合いではありませんが、
「肩こりの原因は、姿勢の悪さです」
というようなことを書いているブログを見かけたりします。

しかし、本当にそうなのでしょうか?

腰が曲がってしまった高齢の方は、
姿勢がめちゃくちゃ悪いですが、
本当に全員が、肩こりで困っているんでしょうか?

私の知る限りですが、腰が曲がっていても、
「肩こりもないし、腰も痛くない、どこも痛くない」
という方がいらっしゃいました。

ということは、「原因は〇〇です!」と断定すること自体が、
おかしいということになってしまいますね。

そもそも、肩こりは「姿勢の悪さだけ」が原因ではないと当院では考えます。

そもそも「姿勢の悪さ」って何でしょうか?
ピーンと背中を伸ばすことが良い姿勢なのでしょうか。

以前もブログで書きましたが、
クラシックバレエをされている方は、一見背筋が伸びて、
良い姿勢に見えるかもしれませんが、
肩こりや背中の痛みで悩んでいる方は多いんですね。

当院にも実際に、そういう方がいらっしゃいます。

皆さんが、「良い姿勢」と思っている姿勢は、
実は、身体への負担になっているかもしれないんです。

当院でも、「良い姿勢をしなきゃ」と一生懸命まじめに、
姿勢を整えようと頑張っている方がいらっしゃいますが、
そういう方に限って、肩こりがひどかったりします。

「良い姿勢」と「力の抜けた楽な姿勢」は違います。

軍隊教育のような、ピーンと伸ばした背中が良いのなら、
その姿勢にしなきゃと頑張っている方ほど痛みが出るのは、
どうしてなんでしょう。

自分自身の体験として

当院では、
「姿勢を良くしなきゃ」と頑張ってる方々が、より肩こりがひどいんです。

これは、まさに以前の自分もそうでした。

その辺りのお話は、こちらのブログでも書きましたが、
私も一時期、背中が痛くて困っていた時がありました。

私は、それが自分の前かがみの姿勢(施術の姿勢は、どうしても前にかがむので)
が良くないんだと思い込み、事あるごとに背中を伸ばし、
常に緊張している状態だったんですね。

しかし、力を抜いて生活することに気付いてから、
背中の痛みは、嘘のように消えました。

それ以降、たまに痛くなることはあっても、
それは、「姿勢の問題」ではないことを理解しているので、
「あぁ、何か力入ってるな」と、より力を抜いてリラックスすることを
意識するようにすると、いつの間にか痛みを忘れています。

背中は丸い方が良い?

人間には、生理的弯曲という自然の曲線があります。

生理的弯曲

※画像はネットからお借りしました。

背中って丸いですよね。

それを、無理に起こすから、身体がおかしなことになるんです。

欧米の人で、ピーンと背中を伸ばしている人って、いませんよね。
リラックスして生きている感じがしますよね。

高齢で背中が丸くなっているように感じるかもしれませんが、
それは、本来反っているべき腰椎が丸くなっているからです。

背中ではなく、「腰」が曲がっているんです。

腰椎は、少し反っているのが、身体にとっては楽なはずなのに、
丸くなっている(腰椎の後弯)になっていることが、
見た目に背中が丸くなっているように感じているだけです。

「猫背」という言葉がありますが、
その言葉の定義として、定着していますが、
日本人には、「猫背」ではなく、「平背」が多いとも言われます。

痛みの原因は、一つではありません

ちょっと話がそれてしまいましたが、そろそろ元に戻りますね(笑)

よく「痛みの原因は、○○です!」と
言い切っちゃっているホームページなどを見かけますが、
本当に、一つなんですかね。

そもそも痛みの原因を一つに絞ることは、非常に困難なことです。

筋肉の問題もあるでしょうし、
上記した、「思い込み」や「信念」が痛みを作る場合もあるでしょうし、
もしかしたら、軟骨の影響かもしれないですし、
うまくリラックスができないからかもしれません。

「あなたの痛みは、姿勢が原因です!」

と言い切るのって、非常に危険なことだと思います。
(そもそも、ピーンとした姿勢が良いことだと私は思っていませんが(笑))

「危険なこと」というのは、
治療者側が、そういうふうに洗脳するのは、良くないということですね。

「あぁ、自分の痛みは、姿勢が悪いからなんだ」

と大抵の方は思ってしまいます。

そうすると、力を抜くことではなく、いつも緊張して過ごさねばならなくなります。
そうなってしまうと、無限のループで、いつまで経っても痛みが取れない
という状況になってしまいます。

医師が、「あなたの痛みは、腰椎が変形しているからです」
と言ってしまうと、患者さん側は、そう信じ込んでしまうということです。

実際、手術をしても痛みが変わらないという人もたくさんいますし、
手術をするなという医師も増えています。

治療者側としての責任

最近では、ご自分で勉強されていて、とても詳しい方もいらっしゃいますが、
基本的に、患者さんは、治療者側の言うことばを信じてしまいます。

治療者側が使う言葉によって、その後の痛みが変わるということです。

大げさではなく、その人の「人生」に大きな影響を与えます。

治療者側の一言で、慢性痛がずっと続いてしまうことだってあるんです。

これは、もちろん自戒を込めてですが、
間違った情報で患者さんを苦しめることがないようにしていかなければならない
といつも思っています。

もちろん、治療者は、「人を救おう」というくらいですから、
優しい人が多いはずで、患者さんにかける言葉も、
「善意」で行っている場合がほとんどです。

その人を苦しめようと思って、言うわけではないんですね。

しかし、悪気がないから許されるというものでもないですよね。

だからこそ、しっかり勉強しなければなりませんし、
日々成長していかねばなりません。

長くなりましたが、結論としては、
痛みの原因は、一つではないので、色んな可能性を考えつつ、
一緒に解決に向かって進んでいきましょうね

というお話でした(笑)

長文にお付き合いいただきありがとうございました。

 

〈監修〉あん摩マッサージ指圧師(国家資格)よこはま山手治療院院長 中野貴博

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