冷房病(クーラー病)への対策と自律神経との関係

こんにちは。

連日、暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

 

本日は、この時期、患者さんにもよく質問される

「冷房」「冷え」 について、当院の考え方をご紹介致します。

 

冷房1

 

 

暑さと寒さについて

 

「クーラー病」と表現されるほど、冷房によって体調を壊してしまう人が多いですね。

反対に、「暖房病」なんて言葉は、あまり聞きませんね(笑)

 

暑い時期ならではの「熱中症」もあり、こちらも注意が必要ですが、

熱中症に関しては、また別の理由もあったりしますので、またの機会にしましょう。

 

今回は、「冷え」に関してです。

 

では、なぜ「冷え」によって体調を壊してしまうのでしょうか?

 

それは、「自律神経の乱れ」つまり、

「体温調節」が上手くできなくなっているからです。

 

 

体温調節について

 

「自律神経」の働きについては、こちらのページをご覧いただきたいのですが、

(体温調節以外にも色々ありますが)体温調節に関してです。

 

寒いと感じると、震えなどによって身体に熱を作ったり、

暑いと汗を出して体温を下げるということは、ご存知のことかと思います。

 

しかし、気温差が大きいと、体温を下げるために、汗を出していたはずが、

寒さを感じると、体温を上げなければ…となってしまうわけです。

 

そうなると、身体はその変化についていけず、

自律神経の乱れを生じてしまうということになります。

 

「暑い」・「寒い」…を急激に繰り返していると、

身体は、温めてよいのか冷やしてよいのか、

その変化についていけなくなります。

 

暑い時期に「寒い」と感じること

 

身体やそれを司っている自律神経は、一日の中でもバイオリズムがあるように、

一年間を通してもバイオリズムがありますよね。

 

寒い時期には、寒さに適応するような身体になって行き、

暑い時期には、暑さに対応できるようになって行きます。

 

寒い時期には、「火」を焚いて、寒さを凌いでいましたので、

「暑い」とまではいかなくても、寒い時期に「暖かい」と感じることは、

ごく当たりまえに存在しました。

 

しかし、暑い時期に「寒い」と感じることは、ほとんどなかったように思います。

人類の歴史を振り返っても、冷暖房が普及したのは、ここ何十年かのことで、

冷蔵庫などもありませんし、「氷」も冬の雪を残しておいて…

ということはありましたが、気軽に使えるものではありませんでした。

 

冷たい水に入ったとか、

そういったことで「冷え」を感じるくらいしかなかったわけです。

 

ですから、暑い時期に「寒い!」と感じてしまう現代の状況は、

人類の歴史から考えても、ありえなかった状況であって、

身体にとっては危険な状況ということですよね。

 

 よく「会社が寒すぎる」「夏に会社を出るとホッとする」

というお声を耳にします。

 

夏場に、暑い所から涼しいところに行って、

「あぁ涼しい~」と感じることはあっても、

寒いところから、暑いところに行って、

ホッとするという状況は、かなり異常なことだということですね。

 

これでは、夏に向けて身体が暑さに適応して行こうとしていても、

「寒さ」を感じる毎日では、体温調節も上手くできなくなって

当然のことかなと思われます。

 

では、具体的な対策は?

 

これは、もちろん「冷やさない」ことが重要です。

その他にも、あまり冷暖房に頼りすぎないことも挙げられます。

 

オフィスで「寒すぎる毎日」を送っていらっしゃる方は、

首元や下半身をなるべく冷やさず、外との温度差をなるべく減らす。

 

運動で汗を流すことも、有効だと言えます。

 

汗を嫌う方もいらっしゃいますが、暑い時期には汗をかくことで

毒出しの効果もあります。

 

肝心なのは、「冷たいものを摂りすぎない」ことです。

 

内臓が一番働きやすい温度は、普段測る体温よりも高めです。

(普段測る体温は「体表」の温度で、内臓の温度ではないんですね)

37℃~38℃くらいと言われています。

 

冷たいものを摂取すると、吸収するために、その温度まで上げなければいけません。

氷が入った冷たい飲み物を口にするたび、内臓の熱が奪われます。

 

 そのため、身体はエネルギーを消耗し、内臓の働きも低下します。

つまり、消化吸収能力も低下します。

 

なんとなく冷たい飲み物を飲みたくなるお気持ちは理解できますが、

内臓を守るためにも、体温に近い温度や温かいものを口にすることで、

身体の調子を整えることも可能です。

 

そもそも、「毎日暑い!」と言っても、一日中外にいるという人の方が

少ないのではないでしょうか。

 

一日の大半は、冷房が効いた中にいて、

冷たいものばかりを摂取していては、

内臓が冷えて、体調が悪くなるのも頷けます。

 

冷房2

 

冷房との上手な付き合い方

 

よく「寝るときは、どうしたら良いですか?」

という質問をされます。

 

「暑くて寝られないから、冷房は付けるんだけど、身体がだるくなりそう…」

「冷房をつけっぱなしで寝ると、喉が痛くなる」

そういったお声をですね。

 

人間にとって重要な深いノンレム睡眠は、主に睡眠の前半に起こるとされています。

ノンレム睡眠は、身体や脳の休息にとって非常に大切であり、

いわゆる成長ホルモンも分泌も盛んに行われています。

 

「高温多湿」の条件下では、「睡眠の質は悪化する」ことは、

実験によって実証されているそうです。

 

睡眠前半に訪れるノンレム睡眠期に、

冷房を付けて、適温・適湿度に保つことは重要なのです。

 

「高温多湿」の環境での睡眠実験によると、

睡眠の前半にエアコンをつけておかないと、

深いノンレム睡眠もレム睡眠も減少してしまい、

本来深い睡眠が少ないはずの睡眠後半にズレて出現し、

起床しづらくなる可能性があるという結果も出ているそうです。

 

人間は、身体の深部の熱が、表面に放散され、

深部体温が下がり始めた時に、スムーズに入眠できると言われています。

 

高温多湿(ムシムシした熱帯夜)状態では、身体の深部の熱が放熱できません。

 

深部体温は下がりようがなく、睡眠の質が悪化してしまいます。

 

寝付きはエアコンをつけるとしても、

問題は朝までつけっぱなしにするのか…

それともタイマーで途中で切れるように設定するかですよね(笑)

 

冷房によって身体がだるくなる?

 

睡眠中は、上記しましたように、体温が下がります。

熱を放出して深部の体温を下げますので、身体は冷えやすくなっています。

 

寝ているときに汗をかけば、より体温は下がりやすくなります。

夏場に寝るときは、だいたいの方は薄着の方が多いと思います。

 

起きていれば、冷えを感じた時点で、対処できるかもしれませんが、

寝ていてはそれもできませんよね。

 

また、ある程度の時間が経過すると(夜明け頃)は、

最も体温が下がる時でもあるので、

「冷えすぎ」によってだるさが出ていると考えられます。

 

夜明け頃は、外の温度も下がってきていますし、

起床時に、「深部体温と体表温度の差」が小さいほど、

スッキリと起きることができると言われています。

 

朝方に涼し過ぎる環境にいると、体表の温度が下がってしまいます。

 

これによって朝の目覚めも良くない状態になってしまいます。

こうしたことも「だるさ」の原因ではないかと言われています。

 

目覚める前に、冷えすぎている状態が、

だるさの要因かもしれないということですね。

 

冷房3

 

実際にどうしたら良いの?

 

睡眠の質を最優先に考えれば、眠り始めの3時間くらいは、

適正な温度であった方がよいので、タイマーをかけるなら

3時間以上は必要かもしれません。

 

もちろん、タイマーが切れると、一気に寝苦しくなり、

起きてしまうというのであれば、つけっぱなしでも構わないと思います。

 

ただ、寝るときの服装や、布団や毛布で、朝方の冷えを回避する方が賢明です。

 

クーラー病のまとめ

 

いかがでしたでしょうか?

患者さんとの日々の会話の中でも、冷房に関してよく話題に上がります。

 

それだけ、皆さんお困りだということですね。

 

個人的には、夏が好きなのですが…

 

一日院内にいることがほとんどですので、

冷房の中にいる時間も多いのです。

 

私自身も、朝のジョギングでしっかり汗を流したり、

色々と対策をしています。

 

皆さんも上手に付き合ってみてくださいね。

 

では、また。

 

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